ベースの種類
・基礎知識

弦の長さをスケールと言い、ロングスケール、ミディアムスケール、
ショートスケールがあるが、ロングスケールが一般的。ミディアムスケールは
女性や体の小さいプレイヤーでも弾きやすい、小さいボディのものが多い。
ロングスケールは通常34インチ(864mm)、ミディアムスケールは通常32インチ(817mm)である。

・ジャズベース(通称ジャズベ)

ジャズという名が付くが、あらゆるジャンルに広く使われているベース。
ロングスケールでシングルコイルピックアップを2つ持つ。
指、ピック、スラップのどの奏法にも対応する。

・プレシジョンベース(通称プレベ)

ジャズベースがストレートタイプのシングルコイルピックアップ2つに対し、
プレシジョンベースは段違いのピックアップをひとつだけ搭載している。
位置的にはジャズベースのフロントとリアの中間あたりで、太い音が特徴。
用途としてはジャズベースと同じく様々なジャンルに対応する。

・その他のベース1
ミュージックマン・スティングレイ

ジャズベースに似ているが、ハムバッカータイプのピックアップを持つ。
根強い人気のベース。

・その他のベース2

このベースは「スルーネック構造」であることがよくわかる。ボディ下端まで
ネックが続いている。万一ネックが破損して接着不能の場合はボディを切り離して
補修するような形になり、買い直した方が早いと思われる。